前回の続き
優待クロスについては前回説明したのでここでは、優待クロスの利回りを上げる方法を紹介する。
会社企業の優待には長期特典が設けられてる、またはそもそも長期じゃないともらえないといったものがある。
その場合、その会社の株を1株保有することで長期を達成することをまず検討する。
1株で長期保有が認められる場合、スーパーお得なので頭からっぽで保有することを推奨する。
これをするだけで100株クロス(厳密には101株)した場合に利回りが2倍になったりするのだ。
私の長年の経験から企業が株主が長期保有しているかどうかというのは株主番号で判断している。
さらにこの株主番号が変わったかどうかというのは企業によってチェック方法が異なる。
チェック方法は恐らく以下の3パターンにおおよそ分類されると思う。
①1株以上を四半期毎に確認
②権利日毎に優待の指定枚数分保有しているか確認
③1単元以上を四半期毎に確認
①端株を保有することで長期制限を突破できるので端株を保有することで対策する。
②優待を毎年クロスするだけで良いが、念のため端株を保有することを推奨する。
③に関しては、四半期毎の権利日毎にクロスすることで対策ができるが非常にめんどくさい。
そこで私は次を推奨する。
単純に1単元購入する!
ただ、これだけいうとゴミ企業を買いかねないので次の条件に当てはまるか検討する。
条件①
その企業が単純に買いかどうか投資家の目線でみる。
配当利回り、過去の配当推移、売り上げの安定さ、将来性
※特に配当利回りと、配当推移を重要視する。
条件②
株価が安いこと
この株価が安いというのはチャートを見て株価が低い位置にある云々ではなく、1単元の購入金額である。
具体的には、20万未満株が良い
条件③
保有数で利回りが上昇する優待会社
保有数に応じて優待価値が上がる会社は、将来貯金が増えれば増えるほどお得である。
今回は、特別に具体的な例を出そうと思う。
ムゲンエステートは、上記の条件1~3にすべてマッチしている。
まず、1年保有しないと優待もらえないが、
※この会社は端株では長期制限はクリアできないと確認している。
指標は次の通りである。
配当利回り3.4%、PER、PBRともに割安水準(不動産関係は大体こんな感じ)である。
そして、株価は5万円以内で買える。
この株を毎年1000株クロスすると
100株分の配当金1500円 + 3000円のクオカで利回りは、10%近い。
極論10年で元本が回収できると判断できる!
なので100株保有する
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